多くの信仰者は、罪を終わらせる唯一の方法は、神の心から燃え上がる怒りの火を降らせて悪人を焼き尽くすことだと考えています。悪人は自ら滅びるのではなく、もし神が正義の神であるなら、神は罪を犯す者を罰し、その行いに応じて罪人を直接火に投げ込み、生きたまま焼き尽くすことで報いるはずだと考えられているのです。愛なる神が本当にそのようなことを御自分の子どもたちにされるでしょうか。
あなたは、わがままな子どもを生きたまま炎で焼き尽くし、悲しみの叫びを上げる姿を見届けますか。がんを取り除くには切除するしかない、と言う人もいます。この類推の問題点は、がんを切除する目的は命を救うことであって、破壊することではないということです。また、悪人は狂犬病の犬のように安楽死させるべきだと言う人もいます。また、犬を火の上で何日もかけてゆっくり焼き、犬が悲鳴をあげる中、義人たちが「もう少しだ、悪をしたのだから当然だ」と叫ぶのでしょうか。本当に、最後にそのようなことが起こるのでしょうか。
まことに彼はわれわれの病を負い、われわれの悲しみを担った。しかるに、われわれは思った、彼は打たれ、神にたたかれ、苦しめられたのだと。イザヤ書 53章4節